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ぎっくり腰

ぎっくり腰の治療ぎっくり腰とは、急性腰痛症の通称で、突然腰の痛みをともない、動くことが困難になる疾患です。

ぎっくり腰と一言で言っても、原因はさまざまで腰の中の動く部分(関節)や軟骨(椎間板)に許容以上の力がかかってけがしたような状態(捻挫、椎間板損傷)、腰を支える筋肉やすじ(腱、靱帯)などの柔らかい組織(軟部組織)の損傷などが多いと考えられます。しかし、下肢に痛みやしびれがあったり、力が入らないなどの症状があったりするときには椎間板ヘルニアや中年以上では腰部脊柱管狭窄症などの病気(疾患)の可能性もあります。さらに、がんが転移して弱くなった背骨の骨折(病的骨折)や、ばい菌による背骨や軟骨(椎間板)の化膿など重大な原因が潜んでいることも時にあります。先ずは医師による診断が必要です。通常ではない強い腰痛のときは受診して正しい診断を受け、万が一にも重大な原因に対して手遅れにならないように注意する必要があります。

インターネットで調べますと、いろいろな民間療法が掲載されていますが、やはり医師の判断による治療が無い場合はより悪化させてしまう恐れがありますので、基本的には安静のうえ、当院までお越しくださいますようお願いいたします。

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